狭い机のデスクライトは、明るさだけでなく「どこへ固定するか」で作業面の残り方が変わります。据え置きは移動しやすく、クランプ式は天板面を空けやすく、モニターライトは机へ台座を置きません。ただし、それぞれ机やモニター側の取付条件があります。
この記事では、Panasonicの据え置き型SQ-LD560、クランプ型SQ-LC570、モニター取付のBenQ ScreenBar Halo 2を比較します。
条件別の結論
先に結論
- 置き場所を変えながら使いたいならパナソニック SQ-LD560 据え置き型で4か所可動。950lm、JIS AA形、6200K/5000K、7段調光です。机上に台座を置くため、移動性と引き換えに天板面を使います。
- 紙資料を広く照らしつつ机上面を空けたいならパナソニック SQ-LC570 天板厚約15〜50mmへ取り付けるクランプ型。6か所可動、JIS AA形、6200K/5000K、7段調光です。取付可能な天板端が必要です。
- モニター中心の作業で机上へ台座もクランプも置きたくないならBenQ ScreenBar Halo 2 厚み0.43〜6cmのモニターに対応。2700〜6500Kと明るさを無段階調整できます。モニター形状・上部機器との適合確認が必要です。
総合1位は決めません。 机・モニターへ取り付けられるかを先に確認し、その後に照らしたい範囲と調整方法を選びます。
今回比較した商品
- Panasonic LEDデスクスタンド デスクタイプ(SQ-LD560)
- Panasonic LEDデスクスタンド クランプタイプ(SQ-LC570)
- BenQ ScreenBar Halo 2
比較軸と選び方
設置方式を最初に決める
据え置きは机を選びにくい反面、台座分の面積が必要です。クランプ型は天板面を空けやすい一方、天板厚や縁の形状、補強材との干渉を確認します。モニターライトは机上を使いませんが、モニター厚と上部のWebカメラ配置が条件になります。
光束と照度を混ぜて順位化しない
Panasonicは器具光束とJIS照度区分、BenQは照射面から50cmの中央照度と照明範囲を主に示しています。測定・表示の定義が異なるため、数値だけで「最も明るい」とは判断しません。
可動範囲は照らす対象で選ぶ
紙とキーボードの両方を広く照らしたい場合は、アームで光源位置を動かせる製品が候補です。モニター前の一定範囲を中心に照らすなら、モニターライトの固定位置が合います。
比較表
| 製品 | 設置方式・条件 | 調整 | 光の公式仕様 | 消費電力 |
|---|---|---|---|---|
| パナソニック SQ-LD560 | 据え置き/机上に台座 | 4か所可動/7段調光/6200K・5000K | 950lm/JIS AA形/Ra83 | 9.4W |
| パナソニック SQ-LC570 | 天板クランプ/厚15〜50mm | 6か所可動/7段調光/6200K・5000K | 855lm(文字くっきり光・6200K)/835lm(パソコンくっきり光・5000K)/JIS AA形/Ra83 | 9.4W |
| BenQ ScreenBar Halo 2 | モニター取付/厚0.43〜6cm | 無段階調光/2700〜6500K/自動調光 | 中央1000lx超(50cm)/500lx範囲85×50cm/Ra95以上 | 最大15W |

※PanasonicとBenQでは公表している明るさの指標が異なるため、表の数値を直接順位化していません。
比較して分かったこと
机側の制約が少ないのは据え置き、作業面を空けやすいのは固定式
SQ-LD560は机上に置ければ位置を変えられます。SQ-LC570はクランプ位置が必要ですが、台座を置く方式ではありません。ScreenBar Halo 2は机ではなくモニター上部へ取り付けます。
可動箇所を重視するならクランプ型
Panasonic公式ではSQ-LD560が4か所、SQ-LC570が6か所可動です。ライトを机の端から伸ばし、紙やキーボードへ位置を合わせたい場合はSQ-LC570の設計が候補になります。
色温度の調整幅はBenQが広い
SQ-LD560とSQ-LC570は6200Kと5000Kの2種類です。ScreenBar Halo 2は2700〜6500Kを無段階で調整できます。色温度を細かく変えたいか、2モードを簡潔に切り替えたいかで選択が分かれます。
商品別分析
パナソニック SQ-LD560
向いている条件
- ライトを別の机や位置へ移動したい
- クランプできない天板を使っている
- JIS AA形、7段調光、2色温度を選びたい
向いていない条件・注意点 - 机上へ台座を置く余地がない
- 天板面を最大限空けることを最優先する
パナソニック SQ-LC570
向いている条件
- 天板厚15〜50mmで、端にクランプを固定できる
- 紙やキーボードへ光源位置を細かく合わせたい
- 机上へ据え置き台座を置きたくない
向いていない条件・注意点 - 天板端に幕板・補強材・壁などの干渉がある
- ライトを頻繁に別の場所へ移したい
BenQ ScreenBar Halo 2
向いている条件
- モニター中心の作業で、机上を空けたい
- モニター厚0.43〜6cmに収まる
- 2700〜6500Kの細かな色温度調整や自動調光を使いたい
向いていない条件・注意点 - 対応外形状のモニター、または上部機器と干渉する
- モニターから離れた紙面へ光源そのものを移動したい
条件別の最終結論
- 移動性・クランプ不要 → パナソニック SQ-LD560
- 机上面を空ける・広い紙面・高い可動性 → パナソニック SQ-LC570
- モニター中心・机側の取付不要・広い色温度調整 → BenQ ScreenBar Halo 2
狭い机では、最初に「台座を置けるか」「天板をクランプできるか」「モニター上部へ取り付けられるか」の順に確認すると、購入後の設置不能を避けやすくなります。
調査方法・情報源
- パナソニック SQ-LD560 公式仕様
- パナソニック SQ-LC570 公式仕様
- BenQ ScreenBar Halo 2 公式仕様
- BenQ ScreenBar Halo 2 公式製品情報
仕様・販売状況は変更される場合があります。購入前にリンク先で対象型番の現行情報を確認してください。



